仕事の速い人は、まず段取りが上手なのでしょう。
私などは、急がされるととにかく何かをやり出さねば、走り出さねばと思い、
ますます気が焦ってくる。焦れば、必ず無駄なことや間違いを起こす。
そのために更に忙しくなるという、悪循環を引き起こす。これを繰り返しているようにも思います。
仕事の早い人は、まず段取りをしっかりと考えるようです。それも一つだけでなく、
いくつかの手法を考え、比較し、最も効率の良い方法でスタートをしているようです。
結果、早く仕上がるし、質・精度の良い仕事へと繋がって行きます。
私もそれなりに歳と経験を積んできていていますので学習効果により、
以前よりは、走り出す前にもう少し考えるようにはなっています。
ただ、一方では歳と共にせっかちがそれ以上に加速しているようで、
なかなか理想に向かって進んでいるとは言い難い状況です。
じゃあ、どうするの?
朝一番や、仕事を切り替える前に数分でもいいから行動を止め、
これからやる仕事に対して以下のような確認をするようにしています。
・手法はよく考えたか?
・手法はこれが一番正しいのか?
・これより先にすべきことはないのか?
そして最近は以下を追加しています。
・これは今日やらねばならないことか?、明日では遅いのか?
もし今日やる必要がないなら、走り出す前にもう一度手法を考えることにしています。
さて、これで効果があるのか、その答えはもう少し先で出ることと思います。